*

海外の会社でもボーナス、賞与制度ってあるの?それとも日本だけ?

公開日: : 最終更新日:2015/10/12 ビジネス全般

海外ではボーナスって出るのでしょうか?

日本では基本的に年2回の支給が多いボーナス。その時期になるとなんとなくそわそわしますよね(笑)

外資系の会社だと年4回支給なんてところもあるみたい。

そもそもボーナスって不思議な制度ですよね。海外でも日本と同じような制度なのでしょうか?

 

SPONSORED LINK



 

海外の会社のボーナス制度いろいろ

世界ではどのようなボーナス制度なのか、ちょっと調べてみました!

外国人女性 さいふ

 

・アメリカ

超経済大国のこの国では、驚く事に日本のようなボーナスという制度はないみたいです。

でも中間職(課長以上というイメージですかね?)以上になると自分の成果に応じたインセンティブを適用する事が多いようですね。

国のイメージ通り、もらえる時の金額のピンキリは激しく、年収の10%未満~年収以上といったものまで様々。

中にはストックオプション(ようするに自社株)までついてくる場合もあるそうだ!

 

 

・ヨーロッパ

ヨーロッパとしてひとくくりにしてしまうのも難しいのですが、イタリアやフランス等の国では決められたボーナスがあるのが普通。

ですが、やはり日本とまったく同じ感じでは無く、あちらの国では月給の13ヶ月目という形で払われるのだそうです。

 

他にも、成果に応じた特別手当などをボーナスという形で支払うところもあるみたいですが、金額は月給とは比べものにならないレベルで、日本でもよく言う「手当て」という感覚のようです。

 

 

・アジア

こちらもホントはひとくくりにしてはいけないような・・・。

いくつかの国お取り上げてご紹介させて頂きますね。

いろいろ調べてみると、基本的にはボーナスというシステムは活用されているみたいです。

ただ形態は国によって様々。

 

面白いところでは「中国」こちらはボーナスの現物支給や飲み会や合コン等のイベントをボーナスとしている企業もあるらしいです(笑)

 

調べてみて面白かったのは日経企業ではボーナスがとても多い事。

そもそも賃金が日本と比べて桁違いに低い事から、企業も気が引けて多く出しているということなのでしょう。

月給の6ヶ月分とかも珍しくないようです。

 

・番外編

ちなみにオーストラリアではボーナスの概念があまり根付いてないようで、ボーナスがもともと無しという企業も多いようです。

その分、通常の月給が多いみたいですね。

ブラジルではヨーロッパに似ていて、1ヶ月分を年終わりに支払うところが多いみたいです。

 

年終わりに月給1ヶ月分を支払うシステムは、そのあたりで税金の支払いがあるからというのが、どの国も大きな理由みたいです。

やはり日本とはシステムが大きく違うみたいですね。

 

※会社によってもいろいろだと思いますので、すべての海外の会社がこの通りというわけではなさそうです!ご参考まで。

 

 

日本の特殊なボーナスシステム

調べていくと、やはり日本のボーナスというのは世界的に特殊と言えます。

どの国も基本的には年収でいくらもらえるかというのはほとんど決まっており、年終わりのボーナスでもそこまで大きい変動は無いみたいです。

日本では会社の業績によって1,2か月分くらい平気で変動してしまうので、そのあたりはやはり特殊ですね。

 

 

その変わりといってはなんですが、企業側でそのような調整をしてくれるおかげで、会社の業績が少しくらい悪かったり、その年の成果が少しくらい出てなくっても、いきなり解雇!という事にならないという事ですね。

(常に成果を出している人からすれば、連帯責任で自分までボーナス減らされるなんて!!と思うかもしれませんが・・・。)

 

 

そもそも日本のボーナスシステムは日本特有の文化から根付いたもので、江戸時代やなんかの昔の商人が奉公人の為に帰省用の旅費を与えたところから始まったみたいです。

 

なるほど。だから盆暮れ正月なんですね。(7月,12月)

 

 

 

まとめ

そもそも日本のボーナスのシステムは特殊すぎる!年収がいきなり変動するなんておかしい!他の国はどうなんだろう?と思って調べてみました。

 

確かに、他の国と比較すると特殊ですし、年収という見方ではボーナスに依存してしまうところが多すぎる気もします。

 

ですが、

・海外の企業を見ると、ボーナスは本当におまけのようなもの。各国の文化にしたがって、税金の支払いにあてたりするところが多い。

・日本のボーナスシステムは特殊だが、やはり社員で会社を守っていく、会社も社員を守っていくという考え基づいて出来たシステム。

・日本のボーナスが年2回なのは、昔の商人の文化に沿ったもの。自分の給料等ほとんどもらえなかった見習いの奉公人の帰省する為に商人が用意してあげたところから始まっている。

 

このように見ると、給与体系というのもその国の文化に根付いたものだなあ、と感じます。

給与体系だけで考えると、常に成果を出し続けられる!俺は優秀なんだ!という人は、日本以外の方が得をするかもしれません。

 

ですが、私としては日本のシステムは文化的な背景から考えても、労働者に優しいシステムなのではないかと思いました。

会社の中でも常に平均以上に働いている人からしてみれば納得できないところも多々あると思いますが・・・。

 

それでも会社がつぶれない為、自分が食べていく為には仕事しなきゃですよね。。

他の国もそれなりに大変なのです。

これで次のボーナスを妄想して明日も頑張れそうです(笑)

 

 

それでは。

 


[スポンサードリンク]

関連記事

ビジネス 窓の外を見る男性3

このままサラリーマンでいるか、起業するか悩んでいる方へ

人生をより良くするために・・・! 雇われの会社員って、中々大変ですよね。 やりたくない仕事が

記事を読む

no image

入社試験で「新商品を考えて提案して下さい」と言われた時の対策

入社面接時の無茶振りではこんなところを見ている!? こんにちは、シープーです。  

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

yoshiM
TPP参加後の雇用は大きく変わる!就職、転職の為の3つのポイント!

TPP参加後の雇用は大きく変わる!就職、転職の為の3つのポイントとは?

外国人女性 さいふ
TPP参加で日本のビジネスは大きな変化が!私たちの仕事への影響は?

TPP参加した日本のビジネスには大きな変化が!私たちの仕事への影響は?

ボルダリング
初めてのボルダリング体験!人一倍楽しむ為の準備と注意点5ヶ条!

初めてのボルダリング!人一倍楽しむ為の準備、注意点は??  

ランタン祭り
長崎ランタンフェスティバル2016の期間とおすすめイベントを紹介!

長崎の一大祭り!ランタンフェスティバル2016! まだまだ寒さは残っ

スペースワールド イルミ1
北九州、冬のデートスポット2015-2016!おすすめイルミ3選!

北九州の冬デートやクリスマスデートのおすすめスポットはここ!2015年

→もっと見る

PAGE TOP ↑